1月12日あたりのねこひ
【「風の旅人」が入りました】
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決してそうではありません
お久しぶり。ねこひです。しばらくインターネットの世界から離れていました。前に書いたときからだいぶ経っていますね。お話会に来てくれた女の子は、もうすぐ「お姉さん」になるとか。
唐突ですが、かわいいもの好き(本人は否定)の夫とまとめられて、私もかわいいものが好きなように思われることが多いのが悩みです。しかも気づいたら「三月の羊」という雰囲気におされて、それを否定できないくらい可愛めの絵本が多くなっているではありませんか。あやや。今年は少し締めてゆきますぞ。では、深呼吸して、地味だけどとっておきの絵本を2冊ご紹介。
秘密に近づく。 『魔法のことば』(柚木沙弥郎/絵、金関寿夫訳、福音館書店) ウツクシイだけでなく、ある秘密にせまっている。鮮やかな画面は、原始の力を呼び起こしそう。こんな風に、絵本は言葉だけで伝えきれないものを抱えてきてくれる。大胆な構図と色使いがすばらしい柚木氏の師匠は芹沢けい介。太古の詩の世界に興味を持たれた方は『魔法としての言葉-アメリカ・インディアンの口承詩-』(金関寿夫、思潮社)へどうぞ。
決心したよ。 『うまれてきた子ども』(佐野洋子、ポプラ社) いわゆる可愛さとは違う、ひたむきな線。あっけらかんとした世界。うまれたくなかった子がどうして生まれてきたのかな。佐野洋子さんも、せまっている。ある秘密に。そしてずんずん進んでゆくたくましさを持っている。この絵本に小さい頃出会っていたら、どんな風に読んだろうか。
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